↓photo:第一スラブを望む
<第二スラブの登攀>
. 沢は一旦左に曲って樋状の滑30X50、5M滝の上にすぐ第2大スラブ滝。150X200m スラブの幅は最大80mもあって実に豪快、下1/3は摂理の細かい淡い灰色の変 成水成岩で登りやすかったが、その上は本当に真っ白な花崗岩で、全くつるつる 。 . 左側から岩の溝や出っ張りを拾うように前進。私はここでは遠慮してTOPは やらなかったが、実際行ってみると本当に大変。時間もないこともありついザイ ルに頼ってしまう。途中ビレイしながら右側のジュードル状のあたりを藪を絡み ながら登るのかなと思ったら、後で聞いたらやはりそうらしい。
ザイルピッチ50、20 、何せ登っている途中に未熟者の私がザイルワークの講 釈をするぐらいの初中級者を含む我々はここで大きく時間を食って16時。
. まだ滑 滝は高差50以上はあり、今まで余り口出しをせずにくっついていった私(実はフ リクション登攀が苦手のせいもあるのだが)はここでタイムアウトを宣言。左の 藪から高巻くことにする。
photo:第2スラブ全景→
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