95年 9月 22日 〜 23日  < 越 後 >

神字川金山沢(越後巻機山)

古元 一弘

◆日程   :前夜発1泊2日(車) 

 ↓第二スラブ核心部を登る

◆コ ース :

◆メ ンバ :直野淳 篠清久 直野清美 古元一弘

◆地形図 : 1/2.5万図  巻機山

. 先週の山行を台風で逃してのんびり温泉ツアーをしてきた直野君と私は,そ れではと台風の接近が伝えられる中も、その間隙を縫うかのように春にスキー滑降 した巻機山の沢に行って来ました。下田の鎌倉沢行こうかここへ行こうか迷って いたのですが、直野君の思し召しに従って。結果的には鎌倉沢より遥かにこちら の方が良かったです(比べものにならない・・・)。

. ただし結構上級向きのこの沢にしてはメンバーのレベルが??。私もそれほ ど心づもりもなく入ってしまったのでありすが、この沢はしっかりと期待して入 るべき素晴らしい景観、そしてそれなりの難しさを備えていました。

◆22日 晴たり曇ったり

. 塩沢の駅で仮眠して7時半出発。川が渓谷状になるまで500m上流の橋から右 側の踏跡を行く。 山に入るとと沢は滑滝が連続する。4段30m程の大きいのもあり,米子程派手 ではないがなかなか美しい。しかしこのあとの印象が強すぎて記憶がもう・・・ 。大滝40Mとその前後の滝は右から高巻く。skiの時は上1/3しか見えなかったが 今回は下1 /3しか見えなかった。一種の幻の大滝か?
 photo 下部滑滝を進む
. 
<スラブ帯へ>
. 大滝の上からしばらくは河原状になり、遥か上には2つの大スラブ滑滝が見 渡せる。前景にはナナカマドの実が赤く色付き、美しい。 ここいらでまだ11時 前、あのスラブさえ越せばあとは楽勝と、私は(教育的指導のためと称して)本日 は幕場では働かないぞ!と宣言したが・・・・・・実はまたしてもここで鬼が笑ってお ったのだ(今年なぜかやたら鬼にうける発言が多かったような)・・・・・

. 大滝を越え ると遥かにスラブ帯が見えてくる。一旦河原状になった沢は,また滑が連続する ようになり,第一大スラブが登場する。
. これは25X30m+120X200mの2段になり 傾斜も緩く白く輝く花崗岩で奇麗快適。スキーの時は第一スラブ上部の右側から 下りてきたものだった。この真っ白なスラブのド真ん中でお昼にして、12時半発 。
 


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