◆3/19(日)晴、午後から次第に曇→雪
所々に雲がたなびいているが視界は開け、遠く妙高火打まで見渡せる。白き 峰々が前後左右どこまでも続いて、別世界を形成している。
本当は天気予報と出発時間から、奥利根側を滑ろうと思っていたのだが、こ の素晴らしい天気で気が変わった、お昼からどんなにゆっくりでも毎時200mは上 れるだろうから17時には巻機山まで戻れる計算で五十沢側に降りることにする 。
少しゆるんだアイスバーンを大きなターンで切って行くのが実に快適。右手 には奥利根との分水嶺の白き山並みがどこまでも続いている。はるか下まで木は 全くなく、真っ白なうねりが見渡す限り続いているのだ。ここは斜度も中急から 中緩斜面と、スキーには一番快適な頃合いだ。
振り仰ぐと大きな伸びやかな斜面の上の群青色の空に小さな雲が軽やかに流 れていく。どこまでも青と白のまぶしい世界。ゆー(村木)とくー(高木) も歓声 を上げて滑り込んでくる。全くの無木立の広大な超大斜面が標高1200m 辺りまで 続く
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