月山で小屋暮し(2/2) 前のページへ   

朝はウグイスや郭公の声で目を覚ます。朝の光の中しばし鳥達の声に身を任せ朝寝を楽しんでから起きても未だ6時にもならない。予想外に天気が良く南側も窓からは朝日連峰が白く輝いて浮かんでいる。下界には雲海が広がっている。

photo  → 四谷川源頭の滑降 

掃除を終え宿泊料800円也を残し名残惜しい小屋を後にする。記録ノートへの書き込みからすると主要登山道からもはずれているためか、訪れる人も少なく何時も静かなこの小屋は自然の息吹に満ちている。数日ここでのんびりするのも良いし、夏秋にも是非訪れたいものだ。

昨日30分足らずで滑降したルートを2時間で登り返す。雲海の上には遠く飯豊吾妻までも望まれ昨日よりずっと天気が良い。サングラスを忘れた私はまぶしくて参った。

山頂でまた残ったビールで乾杯、ほとんど無風で寒くも暑くもないので酔っぱらってまたうとうと昼寝。ぐうたら山行はこれだから応えられない。

photo  → 新緑の中を 

帰りは登山コースからゲレンデを避けて四谷川の右側を滑って尾根を回り込みブナの新緑の中、姥沢へ滑り込む。

丁度12時。バスで志津へ戻り、志津温泉清水屋の展望風呂(500円)、ほていやの山菜そば、山菜セットを楽しんで帰路に就いた。

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