編集後記

 やっと16号が完成した。今回は諸般の事情から発行が予定より半年以上遅れたしまった。反面、原稿募集がしつこく出来、多くの記録を集めることが出来た。本年度は空前の猛暑となった夏の好天もあって沢の記録が通常の倍近くになった。

 すずらんの会報はもともと文集〜紀行文スタイルで記録集の体は取っていなかった。しかし近年記録集的要素も増え、記録も人間的エピソードも含んだごった煮的なものになってきた。人によってこの辺の捉え方はまちまちである。しかしいろいろなパターンがあるのが鈴蘭のよいところではないのかな?私はこのスタイルが気に入っている。

 又、今回は写真をパソコン編集して網焼無しで大量に取り入れた。版下までは素晴らしいが、果たして印刷版にうまく反映しているだろうかと心配である。文字、ピッチは従来よりかない小さくして、グラフィック・写真によるページの増大を抑えた。

 なにはともあれ鈴蘭の山の楽しさ、素晴らしさが会員全員で共有できれば幸いです。

古元


 鈴蘭16号目次へもどる。